どうも!NeoアニメギークのK.Gです。
今回は、公道バトルレーシングの最高傑作と言っても過言ではない頭文字D
(イニシャルD:通称イニD)First Stage
3話目を取り上げたいと思います。
イニDって何?、イニD 1st Stageのあらすじが知りたいという方は以下のページをご覧ください。
第3話 見どころ
第3話の注目キャラは、主人公藤原拓海の父文太です。
そして、文太の活躍(暗躍の方が適当かもしれません…笑)には私が第2話で最も活躍したと思った池谷が大きく関わっています。
池谷の秋名山でよそ者の走り屋チームに負けたくないという熱い想いが文太を動かし、文太の機転によって物語の主人公である藤原拓海が走り屋の公道バトルステージに上がってくるという大きな転換点となるのが第3話です。
また、今回は、ライバルチームの赤木RedSunsのドリフト走行シーンがとにかくかっこいいです。
特に高橋啓介が繰り出すFDのドリフトシーンに本当にカッコいいです!さすが高橋啓介って感じです😁
”すいません、あの、厚揚げ下さい!”(池谷)
集中力を欠いた状態でコーナーを攻め、愛車S13を半壊させてしまった池谷。
自身も自己によってハンドルを握れる状態ではなくなってしまうが、それでも地元の意地を守りたい一心で文太の豆腐屋に足を運びます。
文太に頭を下げ、明後日土曜日に予定している交流戦に出てほしいと必死で頼み込みます。
このときの池谷の言葉が走り屋としての彼の気持ちをよく表していると思います😄
”明後日の交流戦、俺の代わりに走ってくれませんか?お願いします藤原さん”
”藤原さんなら、走り屋の気持ちわかってくれるでしょ?地元が負けるわけにはいかないんです!”
”秋名にだって本当に実力がある走り屋がいるってことをあいつらに見せたいんです”
”藤原さん、あなたにならそれができる! なにしろ、赤木最速の高橋兄弟を一度負かしているんですから”
ここでの高橋兄弟というのは、第1話目でAE86にあっさりと抜かれた高橋啓介のことです🧐
もちろん、このときのドライバー息子の拓海であり、文太は高橋兄弟を負かしたことはありません。
ですが、文太は池谷が池谷が発したこの言葉によってある作戦を思い付きます。
それは、息子の拓海に交流戦を戦わせるということです!!
そして、ここから策士文太が真骨頂を見せていきます。
拓海はなつきとの約束のために峠を走る!?
池谷に頼まれ、拓海を交流戦に向かわせようと思い付いた文太に拓海が日曜日に車を貸して欲しいと言ってきます。
こんなチャンスを見逃す文太ではありません、
駄目だと一度は断り、さらに条件を出して拓海を揺さぶります。
”どうしてもっていうなら考えてやっても良いぞ。ただし、条件がある。”
”土曜の夜、赤木最速とか言ってるフカしたガキを軽くひねってこい!秋名の下りでだ”、”そうすれば車は無条件で貸してやる。しかもガソリン満タンのおまけ付きだ”(文太)
拓海はこの条件に頭を悩ませます。
本当は峠を攻めることに何も興味もなく、ましてや人の指図で走ることが気に入らないのですが、好意を抱いている茂木なつきから”約束を破る人が一番嫌い”と言われてしまい、
どうしても引けません。
拓海、これは男の性(さが)ですよね笑。痛いところを突かれて、白旗を挙げるしかない状態です。
”まだ来ないのか?秋名の幽霊。俺の敵はお前だけだ。出てこい、ハチロク!”
豆腐屋を再び訪れた池谷に(拓海が)交流戦へ行ける確率は5分だと語る文太。
文太が交流戦に来てくれると知り、感謝の気持ちでいっぱいの池谷は、秋名山の頂上で10時に待っていると告げます。その後、1人になってこぼす言葉に文太の熱い気持ちが表れています。
”弱いんだよなぁ、ああいう熱いやつに。もし拓海がゴネたら俺が走ろうかな…。いかんいかん。血が騒ぎ出した”
私、ここが好きなんですよね!😁
作中の文太は、拓海をぶっちぎるほどの異次元の走り屋です。当初、池谷に対しては突き放しているように見えますが、ちゃんと池谷と向き合って、走り屋として池谷の熱い気持ちに応えてくれるっていうのが本当にカッコいい!イケおじですよ🥳
いよいよ交流戦の夜。秋名山にはライバルの赤木RedSunsと無数の見物人がやってきます。
RedSunsの高橋兄弟は、ギャラリーに超カッコいいパラレルドリフトを見せつけます。
まだAE86がやってこないことに不安を募らせる秋名Speed Starsのメンバー達。
高橋啓介のFDは峠仕様のライトチューンで350馬力超のモンスターマシンであり、AE86ではパワーが違いすぎて勝負にならないのではないかと、秋名のハチロクの実力を疑問視する発言まで飛び出してきます。
それに対して池谷は、
”86は86でもただの86じゃない。高橋啓介が言ったんだ。見た目はただのパンダトレノだけど、中身はカリッカリのモンスターマシンだって!”
と皆を何とか落ち着かせようと苦心します。
そんな中、全然姿を表さない86にイライラを募らせるのは、高橋啓介です。
啓介は、リベンジに燃えていて、秋名Speed Starsは眼中になく、とにかく秋名のハチロクのことしか考えていません。
啓介に言わせれば、前回の敗北は①油断②コースの熟練度の差 が要因だったらしいのですが、
私はそれ以上にドライバーとしてのテクニックの差が相当に大きいように感じましたが、どうでしょうか…。🤔
拓海、仲間とライバルの待つ秋名山へ
いよいよ秋名山へ向かう拓海。
面白いのは、アニメ版だと拓海の心理描写がほとんどないこと。唯一”あんまり気が進まねぇな”と文太に漏らしているシーンがあるだけです。
これは原作とアニメの異なる点で、原作の拓海はおちゃらけ要素と男子高校生の持つある種のスケベな要素のバランスがとても良いのですが、アニメの拓海はどこか抜けているのにハンドル持つと凄まじいいというキャラ設定が強いように感じます🤔 原作とアニメの描き方の違いというのも今後深く掘り下げてみたいところですね😊
感想
頭文字Dの1st Stage 3話目では、主人公拓海の父親文太が重要な役割を果たす回です。
文太はWikipediaの頭文字Dの登場人物のページにて
”本作のキーパーソン兼狂言回し。 出典:Wikipedia 頭文字Dの登場人物”
(※狂言回しとは、歌舞伎劇で、筋の運びや主題の解説に終始必要な役割を務める役柄)
と表現されており、最重要キャラークターの1人です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E6%96%87%E5%AD%97D%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9
前回の第2話でスポットライトを浴びていた池谷の熱によって、文太が動くシーンは、思わず「池谷先輩、よかったね!」と思わずにはいられません。今回、主人公である拓海のドラテクが炸裂するシーンはありませんが、主人公の周りを固めるキャラクター達の個性もイニDの魅力です😙
次回、頭文字Dの1st Stage 4話では、遂に秋名のハチロクが秋名山の頂上に顕れて、
高橋啓介のFDとのガチンコファイトがスタートします!
本当に、ここから面白くなりますよ😁
それではまた。
おまけ 新たなライバル出現!
秋名SpeedStarsと赤城RedSunsの交流戦を前に、秋名山にはたくさんの野次馬が見物に来ています。その中に妙義NightKidsというチームの一団がいて、そのリーダー中里 毅(なかざとたけし)が凄まじい存在感を放っています。
ちなみに、イニDの舞台は群馬県渋川市と言われています。秋名山は群馬にある榛名山(はるなさん)をモチーフにしており、赤城山と妙義山は榛名山と3つで上毛三山(じょうもうさんざん)と呼ばれ、群馬県を代表する山々です。
したがって、イニDでは群馬を代表する上毛三山にそれぞれの峠に走り屋チームがあり、1st Stageではその三団体が覇を競う合うという構図が見てとれます。秋名SpeedStarsは他の峠に興味がありませんが、赤城RedSunsはバチバチの遠征派で秋名山を制した次は関東全ての山を制するというビジョンを高橋涼介が口にしています。その赤城RedSunsの高橋兄弟をライバルしているのが、先ほどの中里毅です。
中里の愛車は真っ黒なR32GTR。これがかっこいいんですよ😄
また、次の中里の言葉がGTR愛と高橋兄弟への強烈なライバル心を表しています。
”速く走ることを目的に生まれた、純血種のサラブレットR32。赤木の芋ロータリーになんて負けやしねぇぜ!”
どうですか?中里のGTRへの溺愛っぷりと火花が出るほどの高橋兄弟への対抗心が伝わるでしょう😆
次回以降、中里のGTRからも目が離せません。
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